生まれて初めて担当を名乗る話
今日からNEWS増田貴久さんの担当になります。
別に宣言することでもない気はするけれど、自分の中では「担当」という言葉にはそれなりの意味があると思っている。
というのも、私自身、友人たちの影響で「担当」という言葉は10年ほど前から知っていたものの、これまで「自分は○○担だ」とか「○○担になりたい」などと思ったことはない。嵐に出会って、それまで全く興味のなかったジャニーズを初めて好きになってからも同じだった。ちなみに私は相葉さんが一番好きだったが、やはり「自分は相葉担だ」と感じたことは一度もなかった。
思い返してみると、嵐ファンとしての熱量は十分にあったように思う。CDやDVDは初回盤を予約して購入していたし、出演する番組もチェックしていた。世間から見ればジャニヲタという括りに入っていただろう。
NEWSに出会って、同じように作品を楽しんだり、早くTVに出てくれないかと思ったりする気持ちは、嵐のときとあまり変わらない気がする。でも今回は「ああ、自分は増田さんの担当になりたいな」という気持ちが生まれた。それはなぜだろうか。
ここ最近考えて辿り着いたのは、「アイドル」として応援するからこその「担当」ではないか、ということだ。
人それぞれ「担当」の定義は違うだろう。「この人が好き!担当になる!」という明快さも良いと思うし、ただ自分がこういう面倒なことを考えてしまう性質だから、うだうだと考えてしまっただけのことだ。
思えば嵐を好きになってから今まで、私は彼らを「アイドル」と思って応援したことはなかったのだ。当時多くの人がそうであったように、5人の仲睦まじい様子、やりとりを見ているのが楽しい、というのがきっかけで嵐を好きになったものの、アイドルというよりはタレントさんを応援している感覚だった。(大変失礼な話だが)王子様というよりは、好感の持てる面白いお兄さんたちだと思って眺めていたような気がする。
アイドルは決して歌やダンスや演技力を売っているわけではない、と私は思う。
それらは武器でしかない。一番の魅力はその「アイドル性」ではないだろうか。つまり、人を惹きつけ、笑顔にさせ、幸せにさせる力だ。
そしてアイドルのファンになるということは、その「アイドル性」から出で来るキラキラしたすべてを、壮大な「ごっこ」として楽しむ、ということであるように思う。
それをこの界隈に限って言えば、「担当」という表現になるのだろう。
NEWSという4人のアイドルを、アイドルとして、もっと高みに押し上げたい。NEWSがアイドルとして提供する全てを、アイドルファンとして受け止め楽しんでいきたい。
というわけで、「担当」はじめます。